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「医管響会オーケストラ」設立につきまして

 

拝啓 

 

 盛夏の候、響会会員の皆様にはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

 

 私は1991年入学Vnの田島博人と申します。この度、響会会長太田晃一先生の声掛けのもと、2020年の響会結成20周年を祝しましてOBOGオーケストラを立ち上げる構想が理事会にて持ち上がり、5月12日の響会総会にて承認されました。多くの諸先輩がおられる中、大変恐縮でありますが、私が運営委員長を拝命することとなりました。

 

響会理事として長年関わらせて頂く中で、OBOGオケ構想については度々話題が出ていたと記憶しておりますが、皆多忙な中での実現は困難な現状がありました。しかしこの度太田会長の大変熱い思いに多くの理事が心動かされ実現への機運が芽生え、また来年は祝典開催の節目として大変ふさわしいタイミングであることも後押しとなり、ここに委員会を組織することとなりました。メンバーとしましては、199698年入学近辺の多くの方々が現在でもアマチュアオーケストラの第一線で活躍され相互の繋がりも深いことから、彼らを中心に組織し、その経験やノウハウを存分に生かして頂こうと考えております。諸先輩におかれましては、現在でも医管の伝説として語り継がれる遥かに高い技術や指導力のある方が数多くおられる中で、正に甚だ僭越ではございますが、まずは立ち上げを我々で行うことをお許し頂きたく存じます。名称としましては、繋がりが分かりやすいよう「医管響会オーケストラ」と命名致しました。

 

現在も楽器を続けられている方は勿論でありますが、学生以来オーケストラを続けたくても身近な場所がなかったり、多忙で楽器から離れてしまわれた方にこそ是非、再び音楽を通じて繋がる場所を作れないかと考えております。一度離れてしまうと参加しづらいという声も多く伺いますが、今回の新オケ設立はまたとない絶好の機会になると思います。世代や時間を超えた響会会員相互の繋がりに加えて、エキストラをお願いさせて頂く現役の方々とも交流が増えますし、新時代とオリンピックイヤーに便乗して大変盛り上がるものと確信しています。是非お近くのご年代の方々にお声をお掛け下さい。最高の音楽をともに作り上げる歓びを、お一人でも多くの方と分かち合いたいと考えております。皆様のエントリーを心よりお待ちしております。

 

これからの運営につきましては完全に手探りの状況が続きますので、皆様にご迷惑をお掛けしてしまうことも多々あるかと思いますが、OBOGの英知を結集した集大成として本番に臨むことが出来るよう、委員会一同最大限に力を発揮する所存ですので、どうか皆様の温かいお力添えをお願い申し上げます。

 

敬具

 

 

 

令和元年720

 

医管響会オーケストラ

 

運営委員長 田島 博人